そもそも婚約ってどんな状態の事を言うの?
「結婚しようね」「式はこんなところで挙げたいな」「おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒に居ようね」
カップルになれば沢山の約束ごとをするのではないでしょうか。
「結婚しようね」だけで婚約が成立しないという意見もありますが本当にそうでしょうか。
「プロポーズ」とも取れる言葉を何度も言われていると「これってもう婚約?」
「そもそも婚約ってどんな状態?」
と思ってしまいませんか?
永遠の憧れだった【ゼクシィ】を買うタイミングは何時なんだと……
世間的に口約束だけでは婚約にはならないとか、結納を交わして初めて婚約になるとか、婚約指輪を頂いて始めて婚約状態になるといわれたりします。
今結納を辞退するカップルは多くなりました。
新婦側が結納をされても返せない、婚約指輪は付けるタイミングが限られているから買わない。その分新生活や式、新婚旅行に投資する。
昔のようにしきたりを重んじるよりも、それぞれの希望で自分らしい新生活を始めるカップルが多いです。
入籍するまで婚約の証がない!という人もいるでしょう。
民法では、結婚、離婚に関する規定は細かくあるのですが、この婚約に関する規定がないのです。
こうすればあなたは婚約状態にありますという事は存在しません。
ですからたとえ口約束だったとはいえ「結婚しようね」という口約束でも充分婚約は成立するという事ですね。
しかし、結婚しようと思っていた相手と付き合っているうちに性格の不一致がわかったり、両親からの反対があったり、結婚までの道のりは長くなってしまう場合もありますよね。
やっぱりダメだ…と思った時に「結婚しようっていったじゃん!慰謝料払え」は通用しないこともあります。
誠心誠意将来結婚をする事に合意してるかどうかは本人同士しかわからず、証明するのは難しいものです。
これらを証明する上で重要とされている婚約の定義をいくつかご紹介します。
婚約の定義
●2人で決めた結婚の意志を第三者【親や兄弟、親戚、友人、会社関係】に明らかにしているかどうか。
●2人の同意のもと、結婚に向けた生活を形成したいたかどうか。
(結婚する為にお試しで同棲を始めていた事実、結婚後の家事分担の割り当てなど)
●継続的な性関係の有無
(だだだらだらと一緒にいるだけでセックスレスに陥ったり一方的な拒否がなかったか)
●2人が結婚に向けて合意した際の年齢が結婚できる年齢であったか。
(幼稚園の際に結婚の約束をしていたでは不可)
簡単に言うと、男は18歳、女は16歳以上であり、【私たち結婚に向けて力を合わせて頑張ります】と公言し、性関係がきちんとあり、将来に向けた話しあいをしてるかどうかですね。
これらの環境が整った上で、婚約破棄をすると、財産的損害の賠償や精神的損害の賠償である慰謝料を請求される可能性があります。
結婚式をキャンセル、新居への引越し代などはもちろん、浮気をして婚約破棄となった場合にはしっかりと慰謝料を請求されることになります。
婚約成立後に婚約者の浮気発覚!
婚約が成立しているのに、相手から「婚約を破棄したい」と言われたらどうしましょう。
購入した分厚いゼクシイが凶器を化してしまいそうなくらい信じられない気持ちになりますよね。
「そんな…もう皆に結婚すると伝えているのに今さら何?」と思う人がほとんどかと思います。「婚約したんだから結婚したい」と思う人もいます。
しかし婚姻というのはお互いの合意のみで成立するわけですから、どちらか一方が結婚したくないと思っているのに婚姻届をだす事は出来ません。
どうしても結婚したいと婚姻に同意させるため、家庭裁判所の調停で婚姻を強制させる手もありますが、ここまでする相手と結婚したいと思う方は先行きが見えているので無謀でしょう。
婚約破棄で認められる条件
●婚約者に不貞行為がみつかった場合。
●婚約者の態度がつめた過ぎる。
●婚約者からのDV、屈辱を受けた場合。
●婚姻届の提出、挙式日、新婚旅行などを合理的理由なく延期、変更した場合
●婚約者が精神病になった、交通事故や災害により身体障害者になってしまった場合。
●婚約者が性的不能者となった場合。
●婚約者が失業、倒産により収入が著しく低下した場合。
●相手に悪質な前科がある場合。
これらが婚約破棄が可能な条件となります。
性格的にあわないという理由では婚約破棄は出来ません。
婚約中の浮気、許せませんよね。
もし婚約者が他の女と浮気をし肉体関係を結んだとします。
「婚約者がいるけど新しく出来た彼女のほうが合う。慰謝料を払うのは嫌だし、冷たい態度をして相手から婚約破棄させよう…」と目論み、何も知らずに婚約破棄しているかもしれません。
婚約者から婚約破棄の申し込み。諦める前にすべきこと
婚約破棄の正当事由がないのに、婚約を破棄した婚約者対し、婚約を破棄された側は損害賠償が可能となります。
「婚約者の帰りが遅い」
「ゴルフなど休日に会社行事で出かけることが多くなった」
浮気してるのでは?と思っていた矢先に婚約者からの婚約破棄の申し込み。
「縁がなかったからしょうがないね」と諦めるのはまだ少し早いかもしれません。
もし婚約者があなた以外の相手と不貞行為をしていた場合、あなたは慰謝料をもらえる権利があります。
婚約している事をわかった上で婚約者と肉体関係を結んだ相手側にも慰謝料を請求することも出来ます。
結婚式を決めて動いていた場合の破棄ならその費用、新居の準備費用から解約、引越しの費用を物的な損害といい、結婚準備に伴い退職、転職した場合などを逸失利益といいます。
お互いの合意で婚約を破棄した場合は、結納金を返還したほうがいいと言われていますが、婚約者の不貞行為での婚約破棄になった場合は返還の義務なしとされています。
婚約破棄で発生する慰謝料の相場は50万から200万ほどと言われています。
もし相手の不貞行為での婚約破棄に泣き寝入りをしないためにはどうすれば良いでしょう。
それはずばり「不貞行為の証拠集め」です。
婚約者の不貞行為の証拠を集めて慰謝料請求する方法
不貞行為の証拠というのは、あなた以外と肉体関係を結んだことを証明するものです。
「婚約を破棄したい」と言ってきた婚約者に怪しいと感じた事はありませんでしたか?
あれやこれやと理由をつけて婚約破棄を迫ってきてるけど結局他の女に乗り換えたのではないかと。
メールやLINEなどスマホの中身を見れば浮気しているか否かという事くらいはつかめるかもしれません。
しかし、不貞の証拠というのは中々出てきませんよね。
自宅に相手を連れ込み、そこに突入して写真を収めればばっちりですが、そんな危険を冒す馬鹿とは結婚しなくて正解。
中々つかめない不貞の証拠を押さえたいなら迷わずに探偵に依頼しましょう。
全国各地に拠点を置き、メディアでも活躍する原一探偵事務所なら明瞭会計で安心の探偵事務所です。
婚約者が浮気相手とホテルに出入りする写真や映像、相手の素行、不貞行為の証拠を特殊で最新の機器で徹底的に調査します。
この不貞の証拠をケチって中途半端にやり過ごすと、式場や旅行のキャンセル料の折半を迫られたり、結納金の返還を迫られたり、共通の友人に「あいつと結婚しなくて正解だったわ」などありもしない嘘をつかれ自分の都合のいいように言いふらされるかもしれません。
浮気男に買ってもらった婚約指輪なんて返す!という方もいれば「売ってお金にする」という方もいますが、不貞の証拠が揃っていなければ、「返されても困るしそれ相応のお金の支払い」と求められるかもしれません。
相手の好き勝手にさせないためにも不貞の証拠はしっかり集めるべきなのです。
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離婚に関する不貞行為の調査資料は弁護士の中で言い逃れが一切出来ない完璧な証拠と賞賛されるほどです。
婚約を破棄されて辛く、少しでも早く事を済ませたいと思う気持ちもわかりますが、後で後悔しても時間は戻ってきません。
婚約破棄を打診されてはいないけど婚約者の浮気を疑っているという方も、今ならまだ引き返せます。
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